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えぞ鹿ハンターになろう!【罠猟編⑤:罠猟のメリット・デメリット】

この記事は罠猟でエゾシカハンターになるまでの流れと必要なものを書いていきます。

シリーズを最後まで読んで頂ければ、専業でもやっていけるように書いて行きますので、
参考にしていただければと思います。

【ステップ5:罠猟のメリット・デメリット】
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銃猟と比べて、罠猟のメリットをご紹介します!

まず罠猟では1人の資格者あたり、最大30個まで掛けることが出来ることになっています。
夫婦で狩猟免許をもっていれば、60個ということです。
あくまでも見回り可能な数とされているので、留意しましょう。

・24時間365日営業
銃猟とは違い、日の出・日没は関係ないので、夜中でも作業をしてもOKです!
また設置さえすれば、出猟しなくてもずっと捕獲できる可能性があります。

・どこでもOK!
銃猟には「銃猟禁止区域」というのが存在しますが、罠猟は関係ありません。
また、保護区であっても農家から依頼されたりするので許可が出やすく、家のすぐそばにも設置可能です。

・逃げられることがない
銃猟で撃った際に致命傷にならず、逃げられてわからない場所で死んでいることがあります。
罠猟ではそんなことはないので、農家さんに迷惑になることはありません。

・経費が安い!
初期投資では罠も銃もお金がかかりますが、長期的には圧倒的に罠が安い!

仮に500頭を銃と罠で捕った場合。
銃:百発百中で弾代65万円(1発1300円計算 2023/3/15日時点のサボット弾の相場)
 + 銃&スコープのメンテナンス、銃所持許可の更新費用(経験者講習・技能講習等)
→ 弾を外すこともあるので、500頭で全部で100万円くらい経費で見ると良いです。

罠:メンテナンス費のみ、3-10万円(罠の修繕費)


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【デメリット】

・銃猟より鹿の品質が悪い
買い取る食肉処理施設が少ない、買取価格が低い。
→ これは仕方がないと思ってください。

・設置している以上、休みがない
どの時間に見に行っても良いですが、休むことは出来ません。
→ 放置していた場合、より品質が悪くなる、ヒグマが来ているかも知れません。

・ヒグマ誘因
罠は比較的同じ場所でやることが多いので、血の匂いでヒグマが寄ってきたりします。
→ 設置は複数個所にしてヒグマが来ているようであれば、1ヶ月ほどそこの場所はやめましょう。

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発砲可能地域が広く、鹿が大量に捕れる地域では銃猟より仕事効率が悪くなります。
しかしながら、銃では出来ない場所など、メリットもたくさんありますので、有効的に考えてやりましょう!


今回のお話はここまで。
次回は罠猟トラブルについてお話を書いていきます。
https://www.kitanojibie.jp/page/211

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