えぞ鹿ハンターになろう!【猟銃編⑧:エゾハンターの仕事】8/9
この記事は猟銃でエゾシカハンターになるまでの流れと必要なものを書いていきます。
シリーズを最後まで読んで頂ければ、専業でもやっていけるように書いて行きますので、
参考にしていただければと思います。
【ステップ8:エゾ鹿ハンターの仕事】
プロハンターを目指すのであれば、仕事が一級品で無ければなりません。
良い状態の鹿を持って来てくれる人という看板を作りましょう。
【プロハンターの心得】
・頭、首撃ち以外は鹿を狙わない、それ以外は食肉処理施設に持って行かない。
→ 良い鹿だけ持ってくる腕利きのハンターだと思われるようにしましょう。
・自分の猟場と卸先を死守する
→ もめごとに発展することもありますが、この2つは死活問題です。
牧草地では地主さん、食肉処理施設と良好な関係を築きましょう。
・素行が疑われるような行動はしない
→ エゾシカ有害駆除が行われているところは田舎ですので、噂が大好きです。
変な噂が流れないように普段から注意しましょう。
あいつは路上発砲している、禁猟区で捕っている、不法投棄しているなどなど。
・グループに入る(保険みたいなものです)
→ ハンター同士のグループが存在します。(グループ同士のもめごともあります)
情報交換や何かしらの助力を求めることがあるでしょう。
・人付き合いに気を付ける
→ 良からぬことを皆がやっているからと口にする、実際にやる人がいます。
そういった人とは出来るだけ関わらないようにしましょう。
そして巻き込まれないように適切な距離を保ちましょう。
警察沙汰になった場合、銃の所持許可証取り消しを覚悟しましょう
_________【ハンターの実務】_________
日の出、日没前、鹿を猟場に行って撃ちます(頭・首撃ち)
運が良ければ、1ヵ所で2-3頭×数か所
↓
捕れたら、すぐに放血。 → 食肉処理施設が近ければすぐに運ぶ
↓
有害駆除の証拠写真撮り(内臓が入った状態でスプレーで番号を書き、看板と指示書と一緒に)
証拠用に鹿のしっぽを確保。(地域によって証拠部位異なることがあります)
↓
内臓の摘出(どのように持ってくるかのが良いか、食肉処理施設に指示を仰いでください)
↓
むれ肉と呼ばれる品質低下を防ぐため、捕ったあとは出来るだけ冷やすようにする。
冬であれば、お腹に雪を積める。夏であれば、氷のペットボトルを入れる。
お腹に風を当て、熱が逃げるようになど。
買取価格に影響します。
↓
捕れて電波があるところであれば、すぐに食肉処理施設に電話をかける。
これから搬入してもOKか、搬入上限に達していないかの確認。 → NGの場合、自家処理
↓
食肉処理施設へ搬入
↓
帰宅
↓
ゴミの整理(使い捨て手袋、内臓は燃えるゴミ)
↓
車、ナイフ、銃の掃除 → 銃と弾は保管庫へ
↓
有害駆除報告書、弾帳簿の記入
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【定期イベント】
有害駆除報告会
エゾシカ有害駆除の実績報告をする必要があります。
写真・証拠部位・書類の提出
2-3ヶ月に1回(これをしないと補助金が出ません)
弾の購入をするための印鑑を押してもらう
猟友会に所属している場合、有害駆除で弾購入できる証明をしてもらいましょう。
銃砲店で購入の際に提示・記入してもらう必要があります。
年に1度の銃一斉検査(警察署よりハガキが来る→平日で日時を指定される)
・弾の帳簿(狩猟、有害の弾の調査)
・銃の検査(改造していないが、登録の銃であるか)
9月頃、狩猟登録(猟友会に所属していればやってくれます)
・入林許可申請
・狩猟税の支払い
3年に1回の銃の所持許可証更新
・有害駆除を持っていれば役所に証明書をもらう
・技能講習を受ける(↑これがあれば不要)
・医師の診断書
・銃の経験者講習終了証明書(事前に警察に講習を受けに行く必要がある)
・軽い身辺調査(近隣住人等に最近の状況や危険人物ではないか確認)
3年に1回狩猟免許更新
・医師の診断書
【不定期イベント】
猟友会に属していなければ、弾を購入するための火薬申請(警察署へ)
有害駆除一斉捕獲事業等への参加
鎮魂際(猟友会の行事、やっているところとやっていないところがあるかもです。)
オイル・フィルター交換(月1万キロ想定で2,3回)
車の消耗品交換(タイヤ・オイル・ブレーキパッド等)
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特に車にかかる時間・費用がありますので、自分で出来るような車好きの人は良いかも知れません。
全て業者に任せていると経費が高くつきます。
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【当たり前ですが、やってはいけないこと】
狩猟免許はく奪行為
・故意による不法投棄(鹿を捨てる)
・禁猟区での捕獲
銃の所持許可取り消し行為
・路上発砲(車が通る道全てという認識でいれば間違いなし)
・獲物捕獲外による実弾の装填
・車内での銃保管
・裸銃(使用目的以外のところでは銃を何かで覆わなければなりません)
・暴力行為(暴力をふるう人に銃は持たせられません)
有害駆除取り消し行為
・税金未納
・禁止区域での捕獲
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当たり前のことを当たり前にしている人には無縁ですが、ハンターの噂を聞くとそうでもないらしいです。
健全なプロハンターを目指して頑張りましょう!
今回のお話はここまで。
次回は今まで書いたプロハンターになる為の流れをまとめていきます。
https://www.kitanojibie.jp/page/204
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